入社する決め手になったポイントを教えてください。

結婚を機に、妻の実家がある近郊での転職と引っ越しを考えている時期に参加した「就職・転職フェア」がきっかけです。複数の企業を一度に知るチャンスだと思い、企業ブースを回っていたところ、数ある企業の中でもシナネンアクシアの企業の安定感と規模の大きさに驚いた記憶があります。比較的、時代や環境に左右されにくい事業内容は、転職した会社では長く勤務したいと考えている私には魅力的に感じました。

また、転職フェアに参加していた人事の対応が非常に丁寧で、社内の普段の雰囲気やパート・アルバイトと交流する様子も写真を交えて話をしていたのが印象に残っていました。未経験の業種で不安もありましたが、入社後、自分が楽しく働いている姿をイメージすることができたのです。転職活動をはじめてすぐに良い企業と出会えるとは思っていなかったので、少ないチャンスを活かしたいと、すぐに応募しました。

入社される前はどのような仕事をしていましたか。

前職では石油事業の店舗マネージャーとして、ガソリンスタンドで勤務していました。給油と接客業務が主な仕事ですが、給油以外で来店するお客様も多く、洗車・オイル交換などの車関係から、クレジットカードなどの入会手続きなど臨機応変に対応。接客とコーティングは得意で表彰もされたことも。毎日、フレッシュな気持ちで仕事に取り組んでいました。

マネージャー職になると、さらに店舗管理者としての業務が加わるので、施設設備の点検や従業員管理、顧客管理、店舗管理など店舗の運営にあたり、重要な仕事を与えられるように。設備の管理からお客様の対応、スタッフの動きにも目を配り、自分で店舗をマネジメントしくのは大変でしたが、とてもやりがいのある仕事でした。

普段、どのような仕事をされていますか？

入社時はＢＭ（ビルディングメンテナンス）事業の営業に配属になりました。BM事業の研修でビルの清掃の現場へ入ったのですが、家での清掃とは全く違いました。道具や専門用語を覚えたり、衛生管理の基礎的な知識を覚えたりと大変でした。一口にビル清掃といっても、清掃箇所は幅広く、場所と清掃する素材に応じて清掃道具を使い分ける必要があります。さらに清掃場所が病院であれば、衛生面にも注意を配るので気は抜けません。研修ではただ清掃を行うだけでなく、不備や不満を私たちが先に見つけて未然に防ぐこと。施設を利用する人がどんな危険や不便があるか「気付き」を意識して業務を行うことを教わりました。

 現場研修後は第一営業チームに所属し、新規営業チームのメンバーです。現在は先輩社員に同行し、日々新規営業のノウハウや知識を学び、吸収しています。新規営業は前職で顧客向けの商談の経験を活かせるので、先輩から教えてもらったことと合わせてどんどん実践したいです。

仕事のやりがいはどんなところにありますか。

新規営業と既存先物件の営業はそれぞれに面白さがあります。

既存先物件の主な仕事は、現場でサービスを提供する「いきいき社員」ともコミュニケーションを図り、進捗状況を確認することです。いきいき社員の発見や気付きを拾い、改善案を話し合って現場が少しでもいい雰囲気になるように心がけています。また、自分の担当する現場でメンバーが一致団結して笑顔で仕事をしている様子はやりがいを感じると同時に、自分がその現場をまとめているという誇らしさも感じます。現場の環境が良いと、商品提案を有利に進めることができるので、自分の提案が了承を得られたときに、陰で一生懸命環境を整えてきた努力が報われます。 

逆に新規営業はゼロからのスタート。自分の覚えた知識や経験・過去の実績などを踏まえて、話術で担当者を口説いていきます。事前にしっかりと準備をしておくことで、自信を持って説明し、担当者を納得させることができて初めて受注につながります。もちろん、断られることもありますが、自分が用意した流れに相手を引き入れ、うまく話がまとったときの高揚感はたまりません。新規ゆえの大変さはありますが、それ以上のワクワクやドキドキを感じられることが醍醐味です。

シナネンHDグループ会社で働く（他社と比べて誇れる点や働きやすさなど）魅力は？

シナネンＨＤグループ会社の魅力は、社員同士のコミュニケーションが円滑にできることと職場環境の良さです。各部署1人1人とコミュニケーションツールでつながっており、同じ支社にいなくても社員同士の連絡がとりやすい環境が整っています。それぞれ部署は違いますが、メンバーが連携し合っているので、安心できる環境でした。また、会社からは社員1人ずつにPCとスマートフォンが支給されました。営業で支社にいることが少ないので、メール確認や書類作成などの事務仕事がどこにいても仕事がしやすいです。

 シナネンＨＤグループ会社には、いろいろな考えを持つ人が多く集まるので、「こう思うけれど、どうかな？」「もっとこうしたらいいのかも」と社内でも多角的な意見が飛び交います。きちんと声に出して伝えてくれるので、自分が思っていた枠外からのアイディアをもらえます。その結果、リスクを減らした、より良い案を思いつくことも。もちろん、意見がぶつかり合うこともありますが、討論し合えるという雰囲気であることがいいなと思います。

1⽇の仕事の流れ